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追悼 エリック・ホブズボーム

2012.10.02

ガーディアン紙に詳細な追悼記事がでています。

 
エリック・ホブズボームといえば一般的に英国のマルクス主義歴史学者として有名ですが、人類学にとってはテレンス・レンジャーとの共編著『創られた伝統』(1983、邦訳1992年)とともに記憶されているかもしれません。2012年10月1日、ホブズボームはこの世を去りましたが、晩年においてはマルクス主義歴史学者の枠を越えて、英国では最もリスペクトされた知識人の1人としてその生涯を閉じました。昨今の日本の人類学的状況においては、ホブズボームの残した仕事との関連性を見いだすことができる作品は少ないように思われます。「創られた伝統」という、人類学ではすでに常套句化した用語を、もう少し広い知的文脈で位置づけ直 してみる試みが人類学者にとって要求されているのかもしれません。(K.K)
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