文化人類学 慶田研究室

文化人類学は旅に似ています。ただ、文化人類学の旅は少々特殊なものです。旅先で出会った自分とは異なる人びとの世界に魅了され、その世界の細部へと分け入りながら、自分で旅のルートを模索せねばならないからです。最初は誰でも不安なのですが、その不安は自信に変わっていきます。旅の記録とも呼ぶべき民族誌を助けにしながら、教室の仲間とあれやこれやと悩みつつ、自らの旅のルートを見つけていくのがこの学問の面白いところです。

文化人類学には旅先案内人としてシンジルトと慶田勝彦がおり、各人が演習や特殊講義等を通じて文化人類学に関する基礎的な考え方について多角的に授業をします。大学院進学や文化人類学を専門とする留学などにも対応した教育になっています。学部から文化人類学を専門に教育している大学はそれほど多くはありませんから、それだけでもユニークな教育研究領域であるといえるでしょう。