慶田研究室ニュース

【文化人類学会】京都人類学研究会11月例会のお知らせ

文化人類学会経由のお知らせです。


京都人類学研究会11月例会について下記の通りご案内申し上げます。どうぞふるってご参集ください。

(以下敬称略)

【日時】
11月17日(金) 18:30開演(18:00開場)

【場所】
総合研究二号館4階  AA447
地図詳細:構内キャンパス34番
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/a ccess/downlodemap/documents/20 15/main_j.pdf

【タイトル】
スィク教徒のモビリティ経験と文化の異種混淆性および創造性に関する考察

【発表者】
 東 聖子(近畿大学)

【コメンテーター】
 風間 計博(京都大学)

【要旨】
 インド亜大陸北西部に位置するパンジャーブ地方の人々は、様々なかたちのモビリティを、近現代をとおして経験してきた。モビリティは、居住地、生業、信仰など人々の生活に変化をもたらし、新た な慣習や思考を創出させる。本発表では、パンジャーブの人々が経 験してきたモビリティと、この地にみられる文化の異種混淆性や創 造性との関係について考察する。1849年のイギリスによるパンジャーブ併合は、社会における価 値や意味の変化とともに、様々なモビリティを促した。居住地、宗 教をめぐるアイデンティティ、信仰実践、経済的地位などが移り変 わることが、パンジャーブにおける異種混淆的文化や新たな文化の 創出に影響を及ぼしてきた。信徒の大半がパンジャーブに起源をも つスィク教をみてみると、現在のスィク教徒が行う儀礼のかたちは 、イギリス植民地支配期に経験された社会・文化的なモビリティの影響のもと創られたと考えられ、異種混淆的な特徴もみてとれる。本発表では、主にスィク教徒の経験してきたモビリティを取り上げ ながら、パンジャーブにみられる文化の異種混淆性や創造性がどの ように形成されてきたのかを検討する。そして、それらが宗教ナシ ョナリズムと対峙しながらも、現在のスィク移民たちのモビリティ を支える要素となっていることを、発表者がこれまで実施してきた フィールド調査より示したい。

【備考】
*京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
*事前の参加予約は必要ありません。どなたでも自由に参加いただ けます。
*当日は資料代として200円いただきます。
*講演会後に懇親会を予定しております。

【問い合わせ先】
京都人類学研究会事務局:kyojinken2017[at]gmail.com
京都人類学研究会2017年度運営委員
* 代表:石井 美保
* 学生幹事:江端希之、大竹碧、賀川恵理香、加藤千里、木戸みなみ、久保田和之、小林大輝、柴谷朱音、清水加奈子、竹田響、張 詩画、土谷輪、鶴田星子、濱野ちひろ、平山草太、星野佐和、本望 菜穂子、松村凜、水上優、三津島一樹、本山可南子、師田史子


 

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