2014年度 長崎県小値賀島の地域調査
2014年度は長崎県五島列島の小値賀島(北松浦郡小値賀町)を対象地域として3泊4日の調査を実施しました。
小値賀島は島外からの移住者の提案によって始まった「アイランドツーリズム」の取り組みで知られています。そこで、自立的な地域振興への取り組みを学び、地域振興のあり方について考えるため、調査地に選定しました。
小値賀島では、町役場やアイランドツーリズム協会、担い手公社などの公的機関の方々をはじめ、島内で民泊を営むご家庭やIターン移住された方々など、多くの方からお話を伺うことができました。そして、島外からの注目の高まりによって島民自らが島の魅力を「再発見」し、島の特産品の開発などの内発的な取り組みが展開されていること、また島の自然やよそ者を寛容に受け入れる気風が魅力となって数多くの移住者 (若者を含む)を引き寄せており、今では島民の約5%が島外出身者となっていることなど、多くのことを学ぶことができました。参加した学生たちにとっては、各自のこれからの生き方を考える上で大きな刺激になったようです。
現地調査では多くの方々にご協力頂きました。誠にありがとうございました。
聞き取り調査の様子
民泊を体験。ごちそうありがとうございました。
漁港
漁村特有の狭い路地
特産の落花生を加工
古民家を借りて自炊
民泊でお世話になったお母さんたちが見送りに来てくれました
出航です。後ろ髪を引かれる思い。ありがとうございました。