文学科

仏語仏文学

futsubungaku_01.jpg仏語仏文学は、フランス語圏の言語、文学、文化、文明全般を研究対象としています。
フランス語は素晴らしい音の響きをもつと同時に、堅固な文法構造に支えられており非常に明晰な言語です。英語を既に学んでいる皆さんにとって、入学後の1年間でフランス語の基礎を習得することはそれほど難しいことではありません。2年次以降の集中的な学習によってフランス語の「聴き、話し、読み、書く」能力を習得することができます。またフランス語自体を研究対象とし、その仕組みについての考察も行います。

豊かな伝統を誇るフランス文学は、時代、ジャンルを問わず魅力的な多数の作品を生み出してきました。カリキュラムにしたがって学習すれば、それら文学作品をフランス語で「味わえる」ようになります。原文を正確に理解し鑑賞する能力を高め、同時に文学理論の理解を深めることによって、文学作品を研究することが可能になります。
授業は少人数で行われます。原書講読を基本としつつ、仏作文や口頭発表など多様な授業が開講されています。フランス人教員による授業では、発音や表現についての指導が行われるほか、フランス文化や社会を知り、読むこと・聞くことの楽しさを味わうことを目指しています。
このように多彩な授業と少人数教育の利点とが最大限に活かされているため、学生たちのフランス語運用能力は飛躍的に向上します。これに自信を得て、短期のフランス語研修留学にとどまらず、長期留学する学生が増えています。大学院進学後に奨学金を得て留学する学生も出ており、研究室では学習のみならずフランスに関する情報交換も活発に行われています。

授業内容と授業科目例

学年 授業内容 授業科目例
2年次 1年次に学んだフランス語の基本事項を定着、発展させるため、文法事項をふまえた原書講読や比較的簡単な会話・作文が行われます。 仏語学演習
仏文学演習
仏文学史
仏語学概論
3年次 卒業論文を視野に入れた、より高度な原書講読や発表形式の授業のほか、実践的な会話や作文などフランス語の運用能力を一層高めるための授業が行われます。 仏語学演習
仏文学演習
課題研究Ⅰ
4年次 高度な原書講読や実践的な会話・作文などのほか、卒業論文完成に向けて学生と教員との1対1の個別指導が行われます。 仏語学特殊講義
仏文学特殊講義
課題研究Ⅱ

卒業論文のテーマ例

セリーヌ『夜の果ての旅』研究/『椿姫』に関する小説とオペラの比較研究/『戯れに恋はすまじ』に見られる三角関係の構図/19世紀小説に見るパリの変遷//現代フランス語《on》-「情意」効果の分析一/ポール・ゴーガンの総合主義-印象派およびセザンヌと比較して-/核実験とフランス

メッセージ

市川 雅己先生(フランス語学)

仏語仏文学ではフランス語圏の文化に関することなら何でも卒論の対象にすることが出来ますが、先生方はフランス語・フランス文学の専門家なので、語学・文学の領域なら一層手厚い指導を受けることが出来ます。自分の好きな研究に取りかかるために、まずはフランス語そのものの力を鍛えましょう。多彩な授業が大きな助けになります。

深田 将基(2008年3月卒)

始めは発音など英語との違いに戸惑いましたが、分かりやすい教科書や先生方のおかげで少しずつフランス語に慣れてきました。フランス人の先生との授業もあり、毎週生のフランス語に触れることができます。ほとんどの授業が少人数で行われるので質問もしやすく、また語学・文学の他にも映画や雑誌を使った授業もあり、フランス文化全体を学ぶことができます。

  • 大学院社会文化科学研究科
  • 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター

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