総合人間学科

芸術学

photo6-4.jpg 私たちの誰もが、ふだん音楽を聴き、小説を読み、絵や映像を眺めます。演劇や芝居に熱中する人もいれば、美術館で静かに過ごすのが好きな人もいるかもしれません。

 芸術学とは、ある人々にとっては、自分の好きな作品や気になる作品について研究する学問分野です。そしてまたある人々にとっては、そもそもなぜ私たちがそのような感性文化を必要とするのか、芸術とは私たちにとって何なのか、あるいは感性とはどのようなものなのか、を考究する教育j研究の領域となっています。

 当教育研究分野ではまず、芸術の諸相について幅広い知識を持ってもらうことを目指します。地理的にも時間的にも隔たった人々の多様な芸術表現について知ることは、私たちの知見を大きく広げ、人間に対する洞察を深めてくれることでしょう。また、芸術学を存立させてきた諸理論を体系的に学ぶことによってこの学問の存在意義を知るだけでなく、現代の視覚的、言語的、聴覚的環境を読み解くためのさまざまなヒントを得ることができるでしょう。

 

授業内容と授業科目例

学年 授業内容 授業科目例
1年次 芸術作品や文化現象についての芸術学的考察の諸例を示します。 芸術学概論Ⅰ
2年次 文学、音楽、美術といった芸術の諸相に親しむと同時に、それらについて調査、研究、考察するための基礎理論を学ぶことによって、芸術学の全体像を把握してもらいます。 芸術学概論Ⅱ
人間科学基礎演習
芸術学演習Ⅰ
3年次
4年次
芸術の現象や歴史についてのより専門的な知識を身につけると同時に、それらについて実証的に、あるいは理論的に考察するための具体的方法を学んでもらいます。 芸術学特殊講義
芸術学実習
芸術学演習Ⅱ
課題研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

卒業論文のテーマ例

アートによる地域再生/音楽活動による地域活性化/マンが表現論/福岡県立美術館の現状と課題/童謡の歴史/人形文化考/少女マンガの人物像

メッセージ

木村 博子先生(芸術学)

 有史以来芸術が絶えたことがない事実は、人間が本来美や感動を追求する生き物であることを示しています。芸術は人間を癒し、勇気づけ、精神をより高い次元に引き上げます。本教育研究領域では芸術の歴史や基礎理論も学びますが、芸術と人間、および芸術と社会との関係についても研究します。芸術について考えること、あるいは実践することは、自分自身に向き合い他者を理解する良い機会となるでしょう。

谷川 徹(2015年3月卒)

 芸術作品は私達の周りに溢れています。絵画や音楽、文学作品だけでなくファッションや映画も芸術作品であると私は思います。このコースでは自分の好きな分野を選び、色々な角度から学ぶことでそのものをより深く知ることができます。また実習や自主企画のコンサートでは、近隣の方々と接しながら楽しく音楽療法について学ぶことができます。

  • 大学院社会文化科学研究科
  • 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター

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