コミュニケーション情報学科

コミュニケーション情報学コース

1学科=1コースだからこそ自由度の高い教育体制

Photo6.jpg他学科とは異なり、コミュニケーション情報学科では、学生の所属(コース)を学科内で細分化しない方針を採っています。言語運用能力や情報・メディア運用能力の両方を高めることが、先進的な役割を担える人材になるためには不可欠だからです。また、コミュニケーションや情報、メディアに関わる多様な分野において自らが設定したテーマを、多様な手法を動員して追求する学習スタイルを採るため、所属(専門分野)は学生の数だけ存在すると言うこともできるからです。

この学科では、可能な限り目標を具体的に定めて教育をおこなっています。英語運用能力については、3年次終了時までに英検準1級・TOEFL(iBT)90点・TOEIC850点に達することを目指しています。かなり高い目標で学生全員が達成できるわけではありませんが、授業以外の特別レッスンを用意するなどやる気の高い学生を支援する体制を整備しています。また、選択する科目によっては、休暇を利用した海外留学やインターンシップ(就業体験)が義務づけられています。事前に目標を設定し事後のレポートを作成することを通じて、学生が獲得した知識やスキルを具体的にチェックしています。

授業は、理論だけではなく実践重視型であることが特徴です。英語でのスピーチやディスカッション、インターネットを通じた情報発信など、参加・体験型カリキュラムの多さに特徴があります。そういった刺激を受けながら、個人研究を各自の 「プロジェクト」 と位置づけて卒業論文の準備を進めます。自らがおこなった作業をもとに教員とディスカッションをおこない、その議事録を作成したうえで新たな作業を実施する、といったサイクルでの継続的な学びが続けられます。

* TOEFL:「外国語としての英語のテスト」。英語圏の高等教育機関が非英語圏の入学希望者の英語力を判定する際に用いられており、iBT(internet-Based Testing)と呼ばれる形式で0~120点のスコアで判定されます。

* TOEIC:「国際コミュニケーション英語能力テスト」。TOEFLに比べ、英語による日常会話やビジネス会話などコミュニケーション能力を評価することを目的にした試験で、10~999点のスコアで判定されます。

 
学年 授業内容 授業科目例
lbl_grade01.gif 教養教育を通じて幅広い視野と知識を身につけるほか、主に英語および日本語に関する高いレベルの実践的な能力を養うための学習をおこないます。 コミュニケーション情報学入門
コミュニケーション論
専門基礎英語
文章作成演習
lbl_grade02.gif コミュニケーションやメディアといった専門分野に関する基礎知識やスキルを学びます。
日本語や英語はもちろん、演習や実習、プレゼンテーションを通じて、自ら情報を編集・加工し、発信することを重視します。
情報社会論
メディア論
比較文化コミュニケーション論 
英会話
英作文
情報技術応用演習
情報処理
論文作成演習 異文化コミュニケーション論実習
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学生各自がテーマを設定するプロジェクト型学習を開始します。
各自のテーマにしたがった研究をおこなうための学習、例えば、言語や異文化間のコミュニケーション、マスメディアやインターネットの世界におけるコミュニケーション、といった分野における専門的な専門知識やスキルを身につけ、研究の途中経過を発表し、議論し合います。
情報・ビジネス・コミュニケーション論
情報メディア倫理
マーケティング・コミュニケーション
英語コミュニケーション論
メディア英語研究
スピーチ・コミュニケーション
キャリアデザイン実習
コミュニケーション情報学特殊講義
課題研究
lbl_grade04.gif 引き続き各自のテーマにしたがった高度な専門知識や技能を身につけながら、卒業論文の作成に本格的に取り組みます。 課題研究
卒業論文

 

情報メディア系科目

マスコミやインターネットなど一般的に「メディア」と呼ばれるものだけに留まらず、都市や人間の営みなどより広範なモノやコトをメディアと捉え、その使いこなしのための知識やスキルの育成に重点が置いた授業プログラムです。代表的な科目としては、「情報社会論」「メディア論」のようなメディアそのものに関する科目のほか、ビジネスや個人の仕事における情報流通やコミュニケーションを扱う「マーケティング・コミュニケーション」「情報・ビジネスコミュニケーション論」、メディアに対してどのように関わっていくべきかを考える「情報メディア倫理」といった科目があげられます。

また、学科所属の教員だけではなく、まさにその科目のテーマに関するプロフェッショナルがゲスト講師などの多彩な形で教育に加わるのも他にはない特徴です。

これまで指導を受けたゲスト講師は、テレビ局、新聞社、広告会社といったマスコミ業界人やインターネット・ビジネスやシステム開発などに関わるIT業界のプロデューサーやエンジニアから、経営コンサルタント、民間研究機関の研究者、フリーのクリエイター、起業家、NGOやNPOの職員、自治体や国の公務員に至るまで、多岐に渡ります。社会からの絶えざる刺激のもとで、自分の将来を設計していくことが求められます。

 

英語コミュニケーション系科目

英語の実践能力の育成に重点が置かれており、「スピーチ・コミュニケーション」や英会話、英作文力を強化するための科目がラインナップされています。ただし、私たちの考えは、英語という言語の単なる「読み・書き・会話」だけの上達を目指しているのではありません。言語の相互理解に加え、相手の文化やバックグラウンド、ポジションを踏まえることができてこそ、本質的なコミュニケーションは可能になります。そのような考えに基づき、「国際コミュニケーション論」や「異文化コミュニケーション論実習」といった科目が用意されています。

また、異文化に対する実体験をもつという点で、たとえ短期であっても海外留学を推奨しています。ただし、単に海外で英語を学ぶという「遊学」ではなく、出発前から留学先の政治・経済・文化などを学習することを重視しています。

本学科がこういった科目構成を採っているのは、現代社会における課題を解決するためには、特定の専門知識や理論だけではなく、多様な分野の知識やスキルを複合的・横断的に組み合わせることが求めらる、と考えるからです。本学科が育成目標に掲げる「コミュニケーションを自在に使いこなし、社会において先進的な役割を担える人材」とは、こういった複合的・横断的な「情報編集」の志向と能力をもつリーダー兼エキスパートなのです。

このような考えから、本学科は課題解決志向の実践重視型カリキュラムを重視していますが、そのための基礎力を養うという点で、キャリア・デザイン、語学・情報教育といった分野に力を入れていることが特徴です。キャリア・デザイン教育では、巷で言われるような目先の「シューカツ」テクニックではない、目標志向型のコミュニケーション力を身につけることが重要です。また、ダイバーシティ (多様性) な環境下で生き抜くために、英語コミュニケーション力や情報処理力の強化は必須だと認識しています。

 
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卒業論文題目
  • 大学院社会文化科学研究科
  • 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター

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